最近の日本語変換ソフトはとても賢くなって、大抵のポピュラーな単語なら
ほとんど間違いなく変換してくれるのですが、
意図したところで単語をくぎってくれない場合は、人間がここじゃないのよ、
ここでくぎってねとパソコンに教えてやらなくてはなりません。
この文字の区切りなおしがうまく出来ないと
入力する場合の変換効率がとても悪くなってしまいます。
そこでこの文字の区切り直しをマスターしておきましょう。
まず、きょうはいしゃへいったといれて変換してみます。
「今日は医者へ行った」と変換されたのを
「今日歯医者へ行った」と区切りなおししてみましょう。
ワード98の場合は今日はという文字が青くなります。
ワード2000なら、今日はという文字の下が太線になっています。
シフトキーを押しながら←キーを１回押して今日だけを選択します。
「は」が選択から外れたら変換してみましょう。
はいしゃとひらがなになったら、→キーを1回押して
はいしゃの文節に移動し、変換します。
「ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」と変換されたのを
「益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」に直してみましょう。
最初のますますが選択されている状態で変換して漢字になおしたら、
→キーを２回押してお喜びを選択します。
ここで変換キーを押してお慶びに直してエンターで確定します。
つまり→キーまたは←キーで変換しなおしたい単語をおしえてやり、
ここをもっと長くしたいのと言うときはシフトを押して→、
もっと短くしたいというときにシフトを押して←で
１文字ずつ増やしたり、減らしたりするわけです。