山口　広島の旅

最終日は終戦記念日で混雑する広島へ。結局3日とも、とても暑い日でした。

３日目　　８月1５日(水)

前日早くに休んだせいで、早朝から目が覚めました。７階の部屋のカーテンを引くと、海はいまにも夜明けを迎えようとしています。分厚い雲にさえぎられて水平線からの日の出は拝めませんでしたが、１時間ばかりじっくりと日の出を観察しました。 はじめ高いところの雲の端が黄金色に光だし、全体がオレンジから白に変化しても、低いところの雲はまだ真っ黒でした。宿のゆかたを着た人がちらほらお散歩にでてきました。朝餉の支度をする宿の従業員が車で１台、２台と出勤してきました。下の雲の端がオレンジから白に変わり、海が次第に銀色になり、雲の切れ目の下の海が白く輝きます。眼下の芝生では早起きの親子がサッカーを始めました。船が行きかい、小鳥が木々に舞い降りました。雲の切れ目からまん丸の朝日が顔を覗かせると、海が輝き、あっという間に夜があけました。 朝食のあと、海辺をお散歩して、もう一度温泉につかって出発。新下関にレンタカーを返却したら新幹線で広島へ。宮島口までJRに乗って、お昼にアナゴ飯をいただきました。このサイトを立ち上げたすぐの頃、一度も広島に行ったことがないという話をしたら、メイプルが案内して下さったことなど懐かしく思い出しました。メイプルさんはお元気でしょうか。 船にのって宮島へ。満ち潮の厳島神社や千畳閣など見学しました。カキ氷でほてった体と喉をなだめ、宮島口からは広電という路面電車に乗って、原爆ドーム前へ。終戦記念日当日ということで、人が多く、平和記念資料館は外国からのお客様もたくさんおられました。平和記念公園からまた広電に乗って広島駅へ。連日の猛暑に少々ばて気味の３人づれは冷房の効いた喫茶店で時間をつぶし、カキフライの夕食をいただいて、広島から新大阪に帰ってきました。 　 雲の端が黄金色にそまって・・・関門海峡の日の出 　 潮が満ちた安芸の厳島神社 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千畳閣からみた五重の塔 　 原爆ドームはじりじりと太陽が照つけていました

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