解像度という言葉をお聞きになったことはありますか。今回はパソコンの
周辺機器からみた解像度のお話をしてみます。
1.ディスプレー
ご自分のパソコンのディスプレイの解像度がいくらかご存知でしょうか。
もしわからなければ、コントロールパネルの「デスクトップの表示とテーマ」
から画面の設定を開いて、「画面の解像度」をご確認ください。
1024×768ピクセルなどと書かれている数字は明るさや色などの情報を含んだ
点の数を表し、このディスプレーには横に1024個、縦に768個の点が並んで
いて、画面を構成しているということです。このタイプのディスプレーを
XGAといい、もう少し粗めの640×480はVGA、さらにきめ細かな1280×1024を
SXGAといいます。最近では横長タイプのWSXGAの1280×854もあります。
これはディスプレーの物理的な大きさ、○○インチ
(対角線の長さのことで、１５インチは38センチくらい)に比例しません。
2.カメラ
携帯電話のカメラやデジカメなど何万画素という数字を競っています。
これも同じく写真のきめの細かさのことで、縦横の点、つまりピクセルを
掛け算するとその写真全体がいくつの点でできているかがわかります。
たとえば640×480ピクセルの写真だと307200個の点で構成されており、
30万画素ということになります。この30万画素で撮影した写真を画像ソフトで
縮小して、320×240にすると76800個の点で構成されることになり、
全体にきめが粗くなるので、小さく印刷するときはいいのですけれど、
A4など大きな用紙に印刷するときれいな写真になりません。
3.プリンター
新しいプリンターを購入しようとカタログをみるとき、dpiという単位が
目安になります。これは「ドットパーインチ」すなわち1インチ四方の中に
点がいくつ入っているか、どれだけきめ細かな画像をプリントできるか
という性能のことです。この数字が大きいほど性能の高いプリンターという
ことになります。
4.スキャナー
画像をスキャンする場合、どの程度のきめの粗さでスキャンしますかという
設定画面があります。これはこの画像をどういう風に使いまわすかで
違ってきますが、たとえば白黒の文字情報だけをスキャンしたいなら、
かなり粗めに設定してもいいのですけれど、写真などきれいにスキャン
してポスターなどに使いまわしたい場合などはきめ細かくスキャンしたいものです。
解像度200dpiなどと指定してスキャンできるものが多いようです。
次回は画像のファイル形式と変換です。
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ワードで縦書きの文書をつくっています。その中に半角の英数文字をいれると
文字が横に寝てしまいます。たてるにはどうすればいいですかというご質問 です。
寝てしまった半角文字を選択して、書式、拡張書式、縦中横、ＯＫです。
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